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遠方からの空き家

帰省のときに実家でやっておくこと

「年に2〜3回しか帰省できず、実家に着いても何から手をつければいいかわからない」「帰省のたびに片付けを始めて、点検や手続きが後回しになってしまう」。遠方に住んでいると、実家に行ける日は限られます。行けたときに必要なことを済ませておかないと、傷みに気づくのが遅れたり、次の帰省まで手続きが止まったりします。

この記事では、遠方に住む人が帰省のときに空き家の実家でやっておくことを、出発前、実家に着いてから、帰る前の順に解説します。

この記事の結論

出発前に、業者の見積もりや役所、銀行の手続きなど、名古屋でしかできない用事を同じ日程にまとめて予約します。実家に着いたら、外まわり、家の中の順に点検し、窓を開けて換気し、台所や浴室の排水口に水を流して、においや虫を防ぎます。気になる場所は、毎回同じ角度で写真に撮って記録します。郵便物や書類を回収し、隣の人に挨拶して連絡先を伝えます。片付けは一度に全部やろうとせず、1回の帰省で1部屋などと決めます。帰る前は戸締まりと元栓を確かめ、次の帰省までの見回りの手配をします。

出発前に、何をする?

最初に、帰省の前に済ませておく段取りを確認していきます。

名古屋でしかできない用事をまとめる

片付け業者や修理の業者の見積もり、不動産会社の査定、区役所や市税事務所、銀行の窓口での手続きなど、現地でしかできない用事を書き出し、帰省の日程に合わせて予約します。役所や銀行は平日しか開いていないことが多いため、平日を一日入れると手続きが進みます。

持っていく物は?

カメラ代わりのスマホ、メジャー、懐中電灯、軍手、ごみ袋、簡単な工具、マスクなどを持っていきます。郵便物や書類を持ち帰るための袋や箱もあると便利です。電気を止めている場合は、懐中電灯が欠かせません。

電気や水道は、使える?

電気や水道を止めている場合は、帰省の前に使えるよう手続きが必要か確かめます。換気や掃除のために、電気と水道は契約を残しておく方が、帰省のときに便利です。残すかどうかの考え方は空き家の電気・水道は解約していい?で解説しています。

兄弟と、日程を合わせる?

遺産分割や片付けの方針など、兄弟で決めることがある場合は、帰省の日程を合わせて実家に集まると、家の様子を見ながら話し合えます。全員がそろわない場合は、ビデオ通話をつなぐ方法もあります。

実家に着いたら、何をする?

実家に着いてから、点検と手入れをする順番を確認していきます。

まず、外まわりを見る

家に入る前に、屋根や外壁、雨どい、塀、庭木、郵便受けを見て回ります。窓ガラスの割れや、玄関や勝手口をこじ開けた跡がないかも確かめます。屋根や外壁の見方は空き家の外壁と屋根の点検で解説しています。

家の中は、どこを見る?

天井や壁のしみ、床のきしみや沈み、カビのにおい、ネズミや虫のふんがないかを見ます。押し入れや床下収納の中、2階の天井も確かめます。水回りでは、蛇口やトイレのタンクからの水漏れがないかを見ます。

換気と通水は?

すべての窓と押し入れの戸を開けて、30分から1時間ほど風を通します。台所や浴室、洗面所の排水口に水を流し、トイレの水も流します。排水口の水がなくなると、下水のにおいや虫が上がってくるためです。換気の頻度の考え方は空き家の換気はどのくらいの頻度が必要?で解説しています。

水道のメーターも確かめる

家の中の蛇口をすべて閉めた状態で、水道のメーターの小さな羽根が回っていないかを見ます。回っている場合は、どこかで水が漏れているおそれがあります。水漏れの対処は空き家で水漏れ・水道管が破裂したら?で解説しています。

写真で、記録を残す

天井のしみや外壁のひびなど、気になる場所は、毎回同じ場所から同じ角度で写真に撮っておくと、前回と比べて傷みが進んでいるかがわかります。撮った写真は日付ごとにまとめ、兄弟とも共有します。

当社の場合

帰省のときに不動産会社の査定や相談をご希望の方には、ご帰省の日程に合わせて実家にうかがいます。帰省と帰省の間は、外まわりの見回りを月4,000円(税別)から、室内の見回りを月8,000円(税別)からお受けし、写真付きの報告書でお伝えします。

帰省の日程で実家を見てほしい方へ

ご帰省の日に合わせて実家にうかがい、査定や今後のご相談をお受けします。相談は無料です。

点検のほかに、何をする?

帰省のときに済ませておきたい、点検以外のことを確認していきます。

郵便物と書類を回収する

郵便受けにたまった郵便物やチラシを回収し、税金や公共料金の通知がないかを確かめます。片付けの途中で見つかった通帳や権利証、保険の書類は、持ち帰って保管します。転送の手続きがまだなら、郵便局で届け出ます。郵便物の扱いは空き家の郵便物はどうする?で解説しています。

近所に挨拶する

帰省したときに、両隣や向かいの家に挨拶し、自分の連絡先を伝えておきます。草木や郵便物のことで迷惑をかけていないかを聞き、気づいたことがあれば知らせてもらうようお願いします。伝え方は実家が空き家になったら、ご近所に何を伝える?で解説しています。

庭と草木の手入れは?

夏の帰省では草が伸びていることが多いため、草取りや、隣にはみ出した枝の剪定を済ませます。自分でできない量なら、帰省の日に業者に来てもらい、作業の内容を一緒に確かめます。庭木の考え方は空き家の庭木を切るときの費用と時期で解説しています。

片付けは、どこまでやる?

帰省のたびに片付けを始めると、点検や手続きの時間がなくなります。1回の帰省で1部屋、または書類だけと決めて、小さく区切って進めます。取り出す物を先に決めておくと、迷う時間が減ります。片付けが進まない理由は帰省のたびに実家を片付けても終わらないのはなぜ?で解説しています。

ブレーカーは、落として帰る?

電気を使う物がなければ、ブレーカーを落として帰ると、漏電による火事の心配が減ります。一方、センサーライトや防犯カメラを使っている場合は、それらの電気を残す必要があります。

帰る前に、何を確かめる?

すべての窓と勝手口の鍵、雨戸を確かめ、ガスの元栓を閉めます。冬は、水道管の凍結を防ぐための備えも考えます。郵便受けを空にし、外から見て空き家だとわかりにくい状態にして帰ります。防犯の考え方は空き家が放火・不法侵入に狙われる理由と、「空き家に見せない」管理で解説しています。

当社の場合

帰省の回数を減らしたい方には、見回りと、業者が来るときの立ち会い(1回3,000円)をあわせてご提案します。実家の今後を決めたい方には、売却や買取のご相談もお受けしています。

帰省のたびの負担を減らしたい方へ

見回りと立ち会いで、帰省しなくても実家の様子がわかるようにします。現地確認は無料です。

帰省のときの実家についてよくある質問

帰省のときに実家でやっておくことについて、よく聞かれる質問をまとめました。

帰省は、年に何回くらい必要ですか?

換気や通水のためには、月に一度ほど人が入るのが目安です。遠方で年に数回しか行けない場合は、その間を見回りでおぎないます。頼む相手の選び方は名古屋の実家の管理は誰に頼む?で解説しています。

泊まるときに、気をつけることはありますか?

長く使っていない布団は、湿気やダニで傷んでいることがあります。ガス器具や給湯器を久しぶりに使うときは、異常な音やにおいがないかに気をつけます。

カビが生えていました。

換気が足りない空き家では、押し入れや壁にカビが生えやすくなります。対処の仕方は空き家のカビ対策で解説しています。

兄弟で帰省の日がばらばらです。

誰がいつ帰省して何をしたかを、写真と一緒に共有すると、次に行く人が続きから始められます。点検の項目を一覧にしておくと、見落としが減ります。

帰省のついでに、実家の売却の相談もできますか?

帰省の日程に合わせて不動産会社に査定を頼めば、家の中を見てもらいながら相談できます。遠方からの売却の進め方は名古屋に一度も行かずに実家の空き家を売るには?で解説しています。

帰省のときの実家は、用事をまとめて点検から始めよう

帰省の前に、名古屋でしかできない用事を同じ日程にまとめて予約し、実家に着いたら外まわりと家の中を点検して、換気と通水をします。気になる場所は写真で記録し、郵便物や書類の回収、近所への挨拶も済ませてください。片付けは小さく区切り、帰る前は戸締まりと元栓を確かめて、次の帰省までの見回りを手配します。

名古屋の実家を遠方から管理していてお困りの方は、名古屋空き家相談室(0120-337-900、10時から19時、年中無休)にご相談ください。初回の相談と現地確認は無料です。

この悩み、まず現地を見てお伝えできます

初回の現地確認と相談は無料です。管理を頼むかどうかは、見てから決めてください。

akiya-ibuki

伊吹株式会社(不動産のイブキ)代表取締役。宅地建物取引士。国土交通大臣(1)第10691号。名古屋市西区を本店に、空き家の管理・活用・解体・売却の相談を受けています。

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