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空き家の管理と費用

空き家管理の費用相場と、月4,000円で何をしてもらえるか。比べるときに見る7つの点

この記事の結論

空き家管理の費用は、「室内に入るかどうか」でほぼ決まります。建物の外と敷地だけを見るなら月数千円台、鍵を預かって室内の換気・通水まで行うとその倍程度から、という価格帯が多いです。ただ、表示価格だけで比べると失敗します。「〜円から」の基本料金に何が含まれているか、草刈りや郵便物の転送が別料金か、報告書に写真が何枚つくか、鍵を誰がどう管理するか、解約に縛りがあるか。この7つを確認して、総額と中身で比べてください。名古屋空き家相談室は外まわり月4,000円、室内月8,000円(税別)で、巡回・報告書・ポスト整理まで含み、初期費用と解約金はありません。

空き家管理を頼もうと思って調べると、月数千円から1万円を超えるものまで、料金がばらばらで比べにくいと感じると思います。料金の差がどこから来るのか、何を確認すれば比べられるのかを、空き家管理を提供している立場から正直にお伝えします。

空き家管理の料金を決める要素

要素 料金への影響
室内に入るか いちばん大きい。鍵を預かり、換気・通水・雨漏り確認をするかどうかで、料金がおおむね倍ほど変わる
巡回の頻度 月1回が標準。月2回にすれば上がり、隔月にすれば下がる(隔月では管理の意味が薄れる)
報告の中身 写真の枚数、前回との比較、コメントの有無。チェック表だけか、状態の説明まであるか
含まれる作業 ポスト整理、簡単な掃き掃除、郵便物の転送、臨時の確認などが基本料金に入っているか
距離 事務所から遠いと、交通費が加算されることがある
建物の種類 一戸建て、マンションの一室、アパート1棟で確認する範囲が変わる

どんな業者が空き家管理をしているか

  • 不動産会社:管理の先に、売る・貸すの相談まで同じ会社でできる。鍵の管理に慣れている。
  • 空き家管理の専門会社・フランチャイズ:管理に特化していて、報告の仕組みが整っていることが多い。
  • 警備会社:センサーや駆けつけなど、防犯に強い。料金は高めになりやすい。
  • 便利屋・シルバー人材センター:草刈りや掃除を作業単位で安く頼める。継続的な巡回と報告の仕組みは持っていないことが多い。

どれが正解というより、「何を一番頼みたいか」で選ぶものです。家の状態を保ちたいのか、防犯が心配なのか、草刈りだけしてほしいのか、将来売ることも考えているのか。

比べるときに見る7つの点

  1. 「〜円から」の中身:最低料金で何をするのか。写真付き報告書や郵便物の整理が、実は上のプランにしか入っていない、ということがあります。
  2. 別料金になる作業:草刈り、剪定、掃除、郵便物の転送、臨時の確認、立ち会い。よく頼むものが別料金だと、年間の総額が大きく変わります。
  3. 報告書の中身:写真が何枚つくか、前回と何が変わったかが書いてあるか。チェック欄に丸がついているだけの報告では、遠方から状態が分かりません。可能ならサンプルを見せてもらってください。
  4. 鍵の管理:誰が保管し、預り証が出るか、出入りの記録が残るか。
  5. 契約期間と解約:最低契約期間の縛りや、解約金があるか。売却や賃貸が決まったときにすぐやめられるか。
  6. 初期費用:入会金、鍵の預かり料、初回の点検料などがかかるか。
  7. 交通費・エリア:家の場所が対応エリア内か、追加の交通費がかかるか。

この7つを確認して、「月額×12か月+よく頼む作業の別料金+初期費用」で年間の総額を出すと、本当の比較ができます。

空き家管理の業者を比べている方へ

当社の報告書のサンプルをお見せしながら、料金に何が含まれるかをご説明します。初回の現地確認は無料で、他社と比べてから決めていただいて構いません。

名古屋空き家相談室の月4,000円・8,000円の中身

項目 外まわりプラン 月4,000円 室内プラン 月8,000円
巡回 月1回 月1回
建物の外観・屋根・外壁・塀の確認 含む 含む
敷地のごみ・不法投棄の確認 含む 含む
施錠・窓・侵入の形跡の確認 含む 含む
ポストの整理・郵便物の写真報告 含む 含む
草木の伸び・越境の確認 含む 含む
全室の換気(押入れ・収納も) ー 含む
全蛇口の通水・排水口への注水 ー 含む
雨漏り・カビ・害虫の確認、室内の写真 ー 含む
台風・地震のあとの臨時確認 1回3,000円 含む
写真付き報告書(前回との違いを記載) 含む 含む
郵便物の転送 送料実費のみ 送料実費のみ
初期費用・解約金 なし なし

金額は税別。草刈り・剪定・片付け・修理など、巡回の時間内でできない作業は、現地を見てから別途お見積もりします。詳しくは料金のページをご覧ください。

当社の場合

当社の料金は、いちばん安いわけではないかもしれません。そのかわり、「〜円から」ではなく、この金額で巡回と報告書まで全部含む、という形にしています。別料金の作業は、必ず事前に金額をお伝えしてから行います。そして、管理を続けた先で「売る」「貸す」「壊す」を考えるとき、毎月その家を見てきた担当者がそのまま相談に乗れることが、不動産会社がやる空き家管理の一番の違いだと考えています。売却を勧める営業はしないので、管理だけを何年続けていただいても構いません。

安さだけで選ぶと起きやすいこと

  • 報告書がチェック表だけで、家の状態の変化が分からない
  • 巡回の日が決まっておらず、月によっては来ていない
  • 草刈りや郵便物の転送が毎回別料金で、年間ではかえって高くなる
  • 鍵の管理があいまいで、誰が出入りしたか分からない
  • 台風のあとに見に行ってほしくても、対応してもらえない

空き家管理は、何年も続くことが多いサービスです。月数百円の差より、続けたときに安心できるかで選んでください。

自分で管理する場合と比べると

近くに住んでいて月1回通えるなら、自分で管理するのがいちばん安く済みます。遠方の場合は、交通費と時間を計算すると、管理を頼む方が安いことがほとんどです。東京・横浜からなら、新幹線の往復だけで月1回通うと年20万円を超えます。比較は東京・横浜から名古屋の実家を管理する方法で詳しく書いています。

まとめ:相談すると何が分かるか

空き家管理の費用は、室内に入るかどうかでほぼ決まり、外まわりなら数千円台、室内までならその倍程度からが多い価格帯です。比べるときは、表示価格ではなく、含まれる作業・別料金・報告書・鍵の管理・解約条件・初期費用・交通費の7つを確認して、年間の総額で比べてください。

名古屋空き家相談室にご相談いただくと、次のことが分かります。

  • その家に外まわりプランと室内プランのどちらが合うか
  • 草刈りなど、年間でかかりそうな別料金の見込み
  • 実際の報告書のサンプル
  • 管理の先に、売る・貸す・壊すをどう考えるか

初回の現地確認と相談は無料です。他社と比べてから決めていただいて構いません。

この悩み、まず現地を見てお伝えできます

初回の現地確認と相談は無料です。管理を頼むかどうかは、見てから決めてください。

akiya-ibuki

伊吹株式会社(不動産のイブキ)代表取締役。宅地建物取引士。国土交通大臣(1)第10691号。名古屋市西区を本店に、空き家の管理・活用・解体・売却の相談を受けています。

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